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毎年秋に新しいiPhoneが発表されるたび、前の世代の買取相場は一段落ちます。

Androidも同様で、使わなくなった端末を引き出しに放置するほど、査定額はじわじわ下がっていきます。

「いつか売ろう」と先延ばしにしている端末があるなら、早めに動いたほうが手元に残る金額は増えます。

ここではスマホやタブレットの査定額の決まり方から、売る前の準備、買取方法の選び方までをまとめました。

査定額に差がつくポイントを押さえておく

買取サイトの「上限価格」は新品同様の状態を想定した目安です。

実際の査定額は端末の状態で変わるため、減額の理由を先に知っておくと落差が小さくなります。

機種・容量・SIMフリーで相場が決まる

買取価格はまず機種名と世代で大まかな相場が決まり、ストレージ容量が大きいほうが高くなります。

条件査定への影響
最新〜1世代前のモデル需要が高く相場が安定
2〜3世代前のモデル価格が目に見えて落ちる
容量が大きいモデル(256GB等)数千円高くなることがある
SIMフリー端末キャリア版より有利(需要が広い)

2021年10月以降発売の端末は原則SIMロックなしで、キャリア版でもSIMフリーと同じ扱いです。

それ以前の端末はキャリアのマイページからSIMロック解除が必要な場合があります。

ネットワーク利用制限と残債を確認する

端末代金を分割払い中だと、ネットワーク利用制限がかかっていることがあります。

制限の状態は各キャリアのWebサイトでIMEI番号を入力すると確認でき、結果が◯・△・✕のいずれかで表示されます。

IMEI番号はiPhoneなら「設定」→「一般」→「情報」、Androidなら「設定」→「端末情報」から確認できます。

判定意味買取への影響
支払い完了影響なし
支払い中(将来◯になる)減額されるが買取可能な店もある
支払い滞納(赤ロム)買取不可の店が多い

端末を売っても分割払いの残額は消えないため、売却後もキャリアへの支払いは続きます。

バッテリー・画面・付属品の状態で金額が変わる

バッテリーの最大容量はiPhoneなら「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で確認できます。

85%以上なら査定への影響は小さいですが、80%を切ると明確に減額される店が多いです。

画面は小傷なら軽い減額で済みますが、ひび割れや液晶焼けがあると大幅に下がります。

端末内部の水没反応マーカーが反応していると、外見に問題がなくても減額や買取不可になることがあります。

付属品(箱・ケーブル・説明書)が揃っていると査定にプラスです。なくても買取自体は可能です。

タブレットはWi-FiモデルとCellularモデルで査定が違う

iPadやAndroidタブレットにはWi-FiモデルとCellularモデルがあり、Cellularモデルのほうが買取価格は高くなります。

ただしCellularモデルにはスマホと同じく「ネットワーク利用制限」があるため、売る前に確認が必要です。

iPadは世代の見分けが難しいですが、背面の型番(A+4桁の数字)をAppleの公式サイトで照合すると正確に分かります。

AndroidタブレットやSurface系は「設定」→「端末情報」からモデル名と容量を確認できます。

売る前にやっておくデータ消去の手順

スマホには写真、LINE、認証アプリ、電子マネーなど日常のあらゆるデータが入っています。

「初期化すれば大丈夫」と思いがちですが、初期化の前にアカウント解除が必要です。

順番を間違えるとロックが残り買取不可になるため、以下の順序で進めてください。

iPhoneやiPadは「探す」オフからサインアウトして初期化する

Apple公式のサポートページに手順がまとまっています。

  1. iCloudまたはパソコンにバックアップを取る
  2. 「探す」(Find My)をオフにする
  3. Apple Account(旧Apple ID)からサインアウトする
  4. 「設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行する
  5. SIMカードを取り出す(eSIMは消去操作で自動削除される)

「探す」をオフにしないまま初期化すると、アクティベーションロックが残り買取不可や大幅減額になります。

Apple PayのカードやSuicaもサインアウト前に削除しておきましょう。

LINEは「設定」→「アカウント引き継ぎ」、認証アプリは各アプリの公式ヘルプで移行を済ませてから初期化してください。

AndroidはGoogleアカウント解除のあと出荷時リセットする

Googleの公式ヘルプに手順が記載されています。

  1. 写真やデータのバックアップを取る(Googleフォト、Googleドライブなど)
  2. 画面ロック(PINやパスワード)を確認しておく
  3. 「設定」→「アカウント」からGoogleアカウントを削除する
  4. 「設定」→「システム」→「リセットオプション」→「すべてのデータを消去(出荷時リセット)」を実行する
  5. SIMカードとmicroSDカードを取り出す

Googleアカウントを削除せずにリセットすると端末保護機能(Factory Reset Protection)が作動し、買取不可の原因になります。

microSDカードはリセットで消去されないため、必ず抜いてから発送してください。

自分に合った買取方法を選ぶ

スマホやタブレットの主な売り方は3つあります。

方法特徴向いている人
店頭買取その場で査定・現金化1〜2台をすぐ売りたい人
宅配買取自宅から発送。送料無料の店も多いまとめて処分したい人
フリマアプリ自分で価格を決められる手間をかけてでも高く売りたい人

キャリアの下取りプログラムもありますが、下取り額がポイント還元になるケースが多く、現金化したい場合は買取店かフリマアプリのほうが向いています。

店頭買取はその場で完結する

ゲオブックオフなど、スマホ買取を扱っている店舗に本人確認書類を持って行けば、査定から支払いまでその場で終わります。

金額に納得できなければ断れるのも利点です。

ただし店舗まで足を運ぶ手間や待ち時間があり、対面だと「断りにくい」と感じる人もいます。

宅配買取はまとめ売りに向いている

Webから申し込み→梱包キットが届く→端末を詰めて発送→査定結果メール→承諾で口座振込、という流れです。

送料・梱包キット無料のサービスも多く、本人確認もWebで完結します。

スマホ以外の不用品(ゲーム機、本、DVD、家電など)もまとめて送れるサービスもあり、1回の発送で片付くのが便利です。

スマホやタブレットを含む100ジャンル以上の宅配買取に対応しており、段ボールの無料配送(10箱まで)や集荷手配があるサービスもあります。

▶ BUY王:https://www.buyking.club/

注意点として、査定に数日かかることと、キャンセル時の返送料が自己負担のサービスがある点は申し込み前に確認しておきましょう。

フリマアプリは高く売れるが手間がかかる

メルカリなどのフリマアプリは、買取相場より高く売れる可能性がある反面、写真撮影、状態説明、価格交渉、梱包、発送をすべて自分でやる必要があります。

「傷の説明と実物が違う」とクレームが入るリスクもあるため、手間と時間をかけられる人向きです。

端末は持っているだけで価値が下がる 動くうちに手放すのが得

スマホやタブレットの買取価格は、新モデル発表のたびに前世代の相場が下がっていきます。

半年〜1年放置するだけで数千円の差が出ることも珍しくありません。

画面が割れていなくて電源が入る状態なら、早めに手放したほうが得です。

売ると決めたら、端末の型番とバッテリー状態を確認し、データのバックアップとアカウント解除を済ませてください。

あとは店頭に持ち込むか宅配で送るかを選ぶだけです。